外壁プロデュース

アップの外壁へのこだわり

  1. 外壁工事の必要性

    お部屋を探している方は、様々な希望条件の中から優先順位を考えお部屋選びを行います。その条件は、物件のあるエリア、駅からの近さなどの立地やお部屋の広さ、家賃など様々です。仲介業者はその様な多くの条件の中から、お部屋を探している方の理想に近い条件の物件をいくつかピックアップして案内へまわります。家賃設定が相場より高い場合や家賃が適正でも特徴のないマンションは案内される機会も少なくなってしまいます。

    お部屋を探している方を案内した際に、まず目に入ってくるのがその建物の外観です。その最初の印象が悪ければ、立地や家賃などの条件が合致していた場合や、お部屋のデザインを気に入った場合でも、入居を躊躇する事が考えられます。そうなると多少条件が悪い所や特徴のないお部屋であっても、築浅の物件や外観の見た目がきれいな他の物件の方を選んでしまう事も考えられます。また、外壁にクラック等が入っていると見た目の問題以外にも、クラックが広がる事によって雨水による漏水の原因になる事や躯体部分が傷む原因になります。漏水したり、躯体まで傷んだりすると費用も多く掛かってしまうため、早い段階で補修する必要があります。

    周りの築浅の物件に対抗するために、家賃を下げて入居者を確保することがありますが、家賃を下げると入居が決まったとしても利回りは下がり、入居者の質が落ちることによってトラブルが増えてしまうといった問題が出てきます。そこで、家賃を下げずに入居が決まるようにお部屋の中をリフォーム、リノベーションする事が一般的ですが、いくらお部屋の中を綺麗にしたところで、建物の外観が汚いままでは限界があり、築浅の物件に対抗するのは難しいのが実情です。競合物件に勝つには部屋内のリフォームとともに外壁工事を行い、トータルで物件の価値を高める事が重要となってきます。

  2. 世間一般の塗装業者、リフォーム会社の外壁工事の現状

    周りの築浅物件に勝ち、家賃を維持し、さらには家賃を上げた状態で入居者を確保できれば入居者の質も上がり、物件の価値も上がります。外壁工事を決意して、塗装業者やリフォーム会社に工事を依頼した場合、塗料を薄めて塗る事や手抜き工事を行うなどは論外ですが、しっかり工事が行われたとしても全体としてはちぐはぐな印象の建物になってしまう事があります。

    塗装業者、リフォーム会社はそれぞれ塗装、リフォームのプロですが、デザインのプロではありません。その建物の形状や雰囲気を無視して、今はこの色が流行っているからとその色を古い建物にそのまま塗る事や、性能がいいからと築年数が経った建物に最新の塗料を塗ってしまう事があります。このような色や塗料を塗ると性能面は上がる事がありますが、その建物の持つ雰囲気を崩してしまう事が多く、その形状にそぐわない質感の塗料や色によってバランスの悪い外観となってしまいます。その結果、せっかく費用をかけて工事をしても、案内でお部屋を見に来た人にその外観を気に入ってもらえず、お部屋を気に入ったとしても入居を断念して他の物件に流れてしまう事も考えられます。

    また、建物の外壁にクラックがあるなど問題がある場合、塗装業者やリフォーム会社が工事をすると外壁改修の専門業者では無い事から、しっかりした下地補修を行わず塗装してしまう事があります。その結果、塗替えから1年も経たずに水が廻ってしまい塗装の下から膨れてくる事やクラックからあくが出て白い結晶が付着する白華現象が出てしまう事があり、しっかり下地から直せる業者であるかを見極める必要があります。

  3. アップの外壁プロデュースの方向性、考え方

    アップでは外壁工事を行う際、まずしっかり建物を調査し、傷んだ所を注入工事等を行い的確に補修した上で塗装等の工事を行います。一度外壁工事を行うと最低でも10年は工事を行わない為、10年15年メンテナンスが不要となるように下地をしっかり直し、オーナー様が外壁の面で心配する事なく、安心して過ごせる工事を行います。また、外観にタイルが使用された建物の場合、調査を行うとタイルの浮きだけでなく、下地のクラックによりタイルも割れてしまっている場合がよく見られます。その場合、下地のクラックを注入等で直した上でタイルを貼り替えますが、古い物件の場合補修用のタイルがマンションに残っておらず、製造元のメーカーに問い合わせても作る事が出来ないと言われる事が少なくありません。その場合市販のタイルから近い色味の物を選んで貼る事が一般的ですが、市販のタイルを貼ると色や質感が合わず、ケロイド状に貼り替えた所が目立ってしまい見た目が悪くなってしまう事が多く注意が必要です。しかし、アップではある程度のロット数(最低u数)が必要となりますが、一般的な外壁用タイルであれば既存の建物のタイルに近い色味の物を特注でご用意する事が可能です。これらを使用する事でタイルの一部貼り替えを行ったとしても違和感のない建物の外観とする事ができ、建物のグレードが落ちる事はありません。

    また、アップでは、外壁からお部屋までトータルで一つのストーリーが繋がるようにプロデュース致しております。その中で、外壁プロデュースの考え方としては、建てられてから年月を重ねてきた、その物件の形状、雰囲気を活かしたデザインを提案し、建築当初からの歴史を感じさせるデザインを提供致しております。

    具体的には、塗装でしたらその物件に合った色を選ぶだけではなく、パターンをつけ2色を重ねて塗る方法など、その物件に合った質感の塗装方法を提案致します。また、タイルの場合はその建物にあった質感や色のタイルを選ぶのはもちろんの事、貼り方も工夫しその物件の持つ形状、雰囲気を引き出すデザインを提供致しております。

    以上のようにその物件の形状、雰囲気に合わせたデザインを提供することによって、あたかもその建物が建築当時からその姿であったかのような、違和感のない、とてもおしゃれな建物へと生まれ変わります。

全国賃貸住宅新聞 12回連載「外壁改修のポイント」連載記事を見る